「気になっていませんか？神経障害」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：看護師　　滝本真由美

　本日のセミナーでは、糖尿病の三大合併症のひとつ「神経障害」についてお話しました。『糖尿病性神経障害』は合併症の中で一番早い時期に発症するといわれています。症例によって差はありますが、「神経障害」は5年、「網膜症」は7年、「腎症」は10年ほどです。
　セミナーに参加された約30％の方が神経障害の症状があると答えていました。その症状は多種であり、同じ症状でも原因が違うこともあります。自己判断で決めてしまうと治療が遅れてしまうこともあります。「おかしいな？」と感じたら早めに医師に相談するように心掛けましょう

　　　　　　　　　　　　　　　「タオル体操　いち・に・さん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　北嶋由紀子

「タオル体操　いち・に・さん」というテーマでタオルを使ってのストレッチ体操と筋力トレーニングを行いました
身近にあるタオルを使うことで、手軽に体操ができますまたタオル体操は、高齢者においても膝や腰などに負担をかけることなく座って行うことも利点です今後もこのように、糖尿病セミナーで手軽に行えるタオル体操を紹介していきたいと思います

　　　　　　　　　　　　　　　　「食事でコツコツ　骨元気」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：管理栄養士　宮島

　本日は、骨粗しょう症をテーマにお話させていただきました前半は骨粗しょう症の原因や症状について、後半は食事のポイントについて説明しました。骨粗しょう症の予防には食事によるカルシウムの摂取が挙げられますが、カルシウムを効率よく吸収するためにはビタミンDが重要な成分となりますまた、リンや塩分の摂りすぎには注意しましょう。この他に、適度な運動を行うことが大切ですみなさんも、食事や生活面を見直してみませんか？
　今月３０日（水）１５時から１６時に開催する糖尿病教室でも、骨粗しょう症がテーマとなっています。みなさん、ぜひご参加ください

　　　　　　　　　　　　　　　「動脈硬化で後悔しないために」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：久野　淳也
　　本日は、動脈硬化についてその背景と糖尿病との関係について説明させて頂きました。特に糖尿病は血管の病気であるという認識を持って頂きたく、合併症における問題点について詳しくお話し致しました。３大合併症（細小血管病変）は毛細血管の変性による事が原因となりますが、糖尿病と血管（循環器病変）との関係はキチンと理解して頂ければよいと思います。今後も機会あるごとにお話をしていきたいと思います。

５月の糖尿病セミナー・教室の予定表を掲載しました
皆様のご参加を心よりお待ちしております

　　　　　　　　　　　　　　「あなたが変わる　運動のコツ」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：看護師　北嶋由紀子
　
　『あなたが変わる運動のコツ』というテーマで第89回糖尿病教室を開催し、たくさんの方に参加して頂きました明日から使える正しい歩き方のレクチャーや、立位姿勢の矯正と正しいウォ－キングの指導を患者様に実際に参加して頂き行いましたまた運動を続ける秘訣や活動量を増やす方法などお話させて頂きました
　実際にストレッチを行っていただき、うっすらと汗をかきながら、楽しく過ごすことができました運動療法は糖尿病治療の基本ですが、続けることの難しさを改めて痛感しております。
　『あきらめないで』の強いこころで治療に望んでいただきたいと願っています

 

　　　　　　　　　　 　　「音楽に合わせてルンルン体操」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　担当：看護師　田口　奈津美

　前回のルンルン体操は、テンポが速くて大変でしたそこで、今回は映画”となりのトトロ”のさんぽという曲にしました曲に合わせて足踏みをしながら首・上半身・下半身と順に体操をしていきますが、今回はフリも簡単で、楽しく体操が出来たと思います
膝の悪い参加者からは「座りながらリズムに合わせて腕をふるだけで、汗ばんできたよ」という声も聞くことが出来ました。
当分の間、今回の体操を続けていこうと思いますので、今後も参加の程お待ちしていますまた、糖尿病セミナー及び教室ではスタンプカードを配布し、参加者にはかわいいスタンプを押しています。皆さんも楽しくスタンプを集めてみませんか

　　　　　　　　　　　　　　　　「賢く選んでカロリーオフ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：管理栄養士　宮島

　本日は、家庭で簡単に出来るカロリーオフの方法を紹介しました様々な方法を提案させていただきましたが、まずは１つでも構いませんので出来ることから始めてみましょう
　最近では、健康志向が高まり「低糖」「低脂肪」「低カロリー」などの商品を数多く見かけますカロリーを抑えるためにこのような商品を利用することは効果的です。しかし、低カロリーだからといってたくさん食べて良いわけではありません肝心なのは、適量を摂るように心がけていくことだと思います

　　　　　　　　　　　　「あなたを助ける　インスリン注射」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師：村上

　本日は「あなたを助けるインスリン注射」という題で、インスリン療法について話をさせて頂きました参加者からの質問で「インスリン療法を始めると、インスリンの自己分泌が低下し、インスリン療法をやめられなくなるんじゃないか」という意見がありました。このような参加者の疑問に対して、一つ一つ解決しながら今回は進めさせて頂きましたまた、真剣にメモをとっている方も見え、みなさんのお役に立てて嬉しく思います。本日は参加して頂き有難うございました