糖尿病セミナーブログ

2018年3月8日 木曜日

第159回糖尿病教室「生活習慣病と糖尿病」を開催しました

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「生活習慣病と糖尿病」

 毎年2月は全国生活習慣病予防月間です。2/28に開催した第159回糖尿病教室では、診療放射線技師、看護師、管理栄養士が生活習慣病について講義を行いました。生活習慣病の予防は、運動習慣や食生活、休養、喫煙、飲酒など毎日の生活習慣を見直すことから始まります。そして、無理なく続けていくことが大切です。
 みなさんの生活習慣はいかがでしょうか?まずは出来ることから始めてみませんか?



 

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2018年2月1日 木曜日

第158回糖尿病教室「肥満と糖尿病」を開催しました。

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「肥満と糖尿病」
診療放射線技師 久野淳也

 本日の糖尿病教室は肥満症と糖尿病についてです。2016年国民健康・栄養調査(厚労省発表)によりますとBMI25以上の肥満者の割合は、男女比では男性に多くみられ、かつ中高年者に増加傾向が認められる結果となっています。原因として考えられるのは、食生活の欧米化や昨今の運動不足などによる生活習慣病発症が挙げられます。生活習慣病とは高血圧症・糖尿病・脂質異常症・肥満症などが挙げられますが、原因は過食(食べ過ぎ)と運動不足からくるメタボリック症候群と考えられます。肥満症について考えますと、通常は上腹部肥満(症)すなわち内臓脂肪型肥満が問題となります。
 そこで考えなければならないのは、肥満症と糖尿病発症の関係です。2型糖尿病発症には大きく分けて3つのタイプがあると言われています。1つめは、遺伝系要因(インスリン分泌低下型)から発症するタイプです。2つめはメタボリック症候群から生活習慣病を発症するタイプで、糖尿病発症はインスリン抵抗性が関係すると言われています。3つめは両者混合型です。
 メタボリックから生活習慣病への悪いサイクルを断ち切るには常日頃の生活習慣の是正、すなわち(一次)予防が大切となります。一次予防について考え、生活習慣を見直してみませんか。



 

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2017年12月11日 月曜日

「糖尿病を正しく理解しよう」を開催しました

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「糖尿病を正しく理解しよう」

 11月29日(水)「糖尿病を正しく理解しよう」というテーマで第156回糖尿病教室を開催しました。診療放射線技師から膵臓の解剖と働き、薬剤師から経口糖尿病薬とインスリン療法について、管理栄養士から食事療法の工夫、看護師から運動療法継続のコツをお伝えしました。本日の教室を通して、少しでも糖尿病について理解を深め、今日からの食事療法・運動療法・薬物療法に役立てていただけると幸いです。



 

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2017年10月28日 土曜日

「コツコツ丈夫な骨づくり」を開催しました

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「コツコツ丈夫な骨づくり」

 10月20日は「世界骨粗鬆症デー」です。骨粗鬆症の予防啓発を目的に創設されたものだそうです。骨粗鬆症は転倒から骨折、寝たきりとなる危険性が高まる事で知られています。しかし、自覚症状に乏しいため、治療しているのは1割程度といわれています。
 そこで当院では「世界骨粗鬆症デー」にちなんで、毎年教室でこのテーマを取り上げています。多くの方に骨粗鬆症の事を知っていただき、予防する意識を持って頂きたいと考えています。今回は各専門職の立場から、放射線技師、看護師、薬剤師、栄養士とリレー形式で講義を進めていきました。限られた時間でしたが、教室終了後には、参加者より「わかりやすい内容で参加してよかったです。」「さっそくためしてみます。」等のお言葉が聞けて嬉しく思いました。皆さん、骨粗鬆症は骨の生活習慣病です。骨の健康をめざしコツコツ努力していきましょう。

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2017年10月6日 金曜日

「認知症~自分のため家族のために知ってほしいこと~」を開催しました

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「認知症~自分のため家族のために知ってほしいこと~」
看護師 上本優子

 9/21は「世界アルツハイマーデー」です。認知症について、CTやMRIの特徴的な画像所見、生活支援、食事支援についてお話しました。参加された皆さん興味深く耳を傾けられ、質問も多数あり活発な教室になりました。 

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2017年9月21日 木曜日

「フレイルを知ることからはじめる健康生活」を開催しました

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「フレイルを知ることからはじめる健康生活」

 みなさんは「フレイル」という言葉を知っていますか?「フレイル」とは、加齢に伴う様々な機能低下によっておこる要介護予備軍の状態(虚弱)のことです。高齢で糖尿病の方は「フレイル」になりやすいといわれています。しかし、正しい予防や介入、支援によって生活機能を維持・向上できるともいわれています。
 今回の教室では、正しい生活習慣、栄養、運動について説明しました。それらを日常生活に取り入れて「フレイル」を予防し、生活の質を落とさず健康でいきいきとした毎日を送っていただきたいと思います。「目指せ健康長寿」です。



 

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2017年9月7日 木曜日

いきいき健康セミナー「肥満と危険」を開催しました

「肥満と危険」
担当:診療放射線技師 久野淳也 

 

  昨今世界的にみても肥満・肥満症の方が増加傾向であり、その合併症が問題視されています。IARC(国際がん研究機関:WHO内専門機関)では、肥満症はがん発症の要因になっていると警告しており、また最近の研究報告では食道癌、大腸癌、腎癌などの発生要因である事が判明しております。改めて肥満症を含めた生活習慣病全般を見直しては如何でしょう。一般的に肥満度の判定方法としてBMI(体格指数)が用いられますが、皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満を区別する事は不可能であり更に、脂肪量と筋肉量の違いも判別出来ません。BMIは体重と身長から導かれる定数なので余り一喜一憂しない方が良いかもしれません。肥満症は生活習慣病の一因であります。治療が必要な肥満症は脂肪肝を含めて他の疾患を発症する事が危惧されます。

 現代社会において、過食と運動不足は大敵であります。もしメタボリックシンドロームの可能性が示唆されるのならば、生活習慣を是非とも見直していきましょう。本日のセミナーがその一役になれば幸いです。

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2017年8月14日 月曜日

いきいき健康セミナーに名称を変更します

 当院では毎週水曜日15:00から糖尿病セミナーという名称で糖尿病に関するセミナーを開催してまいりましたが、糖尿病患者様だけでなく多くの皆様と健康について一緒に考えていきたいと思い、平成29年8月より「いきいき健康セミナー」に名称を変更し、健康に関する様々なテーマを取り上げてセミナーを開催いたします。なお、その月の最終水曜日は引き続き「糖尿病教室」として糖尿病に関連するテーマで教室を開催します。
 当院に通院していない方も参加できますので、ご近所お誘いあわせの上、ふるってご参加ください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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2017年8月3日 木曜日

7月28日は肝炎デーです

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世界肝炎デーについて

 世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対す差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を”World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、肝炎の病態や知識、予防、治療に係る正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受診勧奨を推進しています。 
 第152回糖尿病教室は、7月28日の日本肝炎デーに合わせ当院放射線科、栄養科、看護部から肝炎にとどまらず、肝臓一般についてそれぞれ講義を行いました。
 肝臓は、沈黙の臓器とも呼ばれ黄疸などの症状が出てからでは病気が進行している可能性があります。日常の食生活や飲酒などにも気を配り定期健康診断や、特定健康診査などを活用し病気の予防・早期発見に心掛けましよう。
 今後もこのような題材での教室を開催していきたいと思います。



 

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2017年7月7日 金曜日

病院で行う画像検査の必要性について

「画像検査いろいろ」

担当:診療放射線技師 久野淳也

 本日の糖尿病教室では、“画像検査いろいろ”と題し各装置の説明と、特徴的な画像所見を説明致しました。画像検査の必要性については、特に糖尿病患者様において、大腸癌・肝癌・膵臓癌などの癌罹患リスクの増加報告などもあり早期発見・早期治療を求めるための検査の有効性が求められています。今回は糖尿病性合併症である血管性病変について、一般的な胸部エックス線撮影の説明から、エコー検査、中でも腹部・頸動脈・心臓エコーなど、検査方法と一部症例、腹部CT検査、また骨密度測定などにおいても所見を交えながらお話させて頂きました。最後に眼底カメラの検査所見を見て頂き、細小血管性の合併症についても説明させて頂きました。いずれの検査法もとても大切であります。
 最後に糖尿病合併症を防ぎ、悪性腫瘍の早期発見、早期治療するための各種検査の必要性についてお話させて頂きました。

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