「毎日楽しく健康体操」
　　　　　　　　　　　　　 　２０１２年６月２０日　　職員

　「毎日楽しく健康体操」と題して椅子に座ったままできる体操を行いましたストレッチのような軽い体操でも少し汗が出るほどで、日頃の運動不足なのか効果があると感じました。参加者の皆さんもタオルで汗を拭う姿が垣間見えました。看護師さんからの黄色い声援により更に熱がはいっているようでした途中お茶の休憩をはさみつつ、最後には皆さんが一列に並んでボールを前から後ろへ、後ろから前へと頭上でパスをして、終始和気あいあいと楽しんでおられました「これなら毎日でも続けられそうです」と継続は力なりと実感されていました。
　今後も楽しく無理のない体操を取り入れたいと感じております

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「食事療法の基本」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：管理栄養士　宮島

　みなさんは、「糖尿病の食事」と聞くとどんな食事をイメージしますか？セミナー参加者の大半はマイナスのイメージを抱いているようでした。糖尿病食は、治療のための特別な食事ではなく、「健康食」とも言われていますまた、特に食べてはいけないものや、逆にたくさん食べなければいけないものなどはありません。ポイントは、その人の体格、年齢、生活強度から計算された「適正な食事量」を守り、食事の量と質、摂り方に気をつけることですそして、何より継続することが大切です。本日のセミナーではメモを取る方もみえ、食事への関心の高さが伝わってきました
みなさんも一度、日頃の食事を見直してみませんか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「お口の健康」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：看護師　　滝本　真由美

今日のセミナーは「お口の健康」についてです「糖尿病と歯周病にはどんな関係があるのだろう？」など疑問に思われる方が多いようです。糖尿病の方はそうでない方に比べ歯周病への罹患率が約2倍との統計があります糖尿病患者様が、歯周病の予防や治療をする上で、「歯を正しくしっかり磨く」、「血糖コントロールを良好にする」ということが、非常に大きなウエイトを占めています。「健康で美味しく食事をする事が出来る」「いつまでも自分の歯で食事ができ、いきいきと生活していたい」と誰もが望む事だと思います「歳だから歯がなくなるのは仕方がない」などとあきらめず、お口の健康は全身の健康を守ります予防と治療に努めていきましょう

６月の糖尿病セミナー・教室の予定表を掲載しました
皆様のご参加を心よりお待ちしております

　　　　　　　　　　　　「気になっていませんか？神経障害」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：看護師　　滝本真由美

　本日のセミナーでは、糖尿病の三大合併症のひとつ「神経障害」についてお話しました。『糖尿病性神経障害』は合併症の中で一番早い時期に発症するといわれています。症例によって差はありますが、「神経障害」は5年、「網膜症」は7年、「腎症」は10年ほどです。
　セミナーに参加された約30％の方が神経障害の症状があると答えていました。その症状は多種であり、同じ症状でも原因が違うこともあります。自己判断で決めてしまうと治療が遅れてしまうこともあります。「おかしいな？」と感じたら早めに医師に相談するように心掛けましょう

　　　　　　　　　　　　　　　「タオル体操　いち・に・さん」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　北嶋由紀子

「タオル体操　いち・に・さん」というテーマでタオルを使ってのストレッチ体操と筋力トレーニングを行いました
身近にあるタオルを使うことで、手軽に体操ができますまたタオル体操は、高齢者においても膝や腰などに負担をかけることなく座って行うことも利点です今後もこのように、糖尿病セミナーで手軽に行えるタオル体操を紹介していきたいと思います

　　　　　　　　　　　　　　　　「食事でコツコツ　骨元気」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：管理栄養士　宮島

　本日は、骨粗しょう症をテーマにお話させていただきました前半は骨粗しょう症の原因や症状について、後半は食事のポイントについて説明しました。骨粗しょう症の予防には食事によるカルシウムの摂取が挙げられますが、カルシウムを効率よく吸収するためにはビタミンDが重要な成分となりますまた、リンや塩分の摂りすぎには注意しましょう。この他に、適度な運動を行うことが大切ですみなさんも、食事や生活面を見直してみませんか？
　今月３０日（水）１５時から１６時に開催する糖尿病教室でも、骨粗しょう症がテーマとなっています。みなさん、ぜひご参加ください

　　　　　　　　　　　　　　　「動脈硬化で後悔しないために」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　担当：久野　淳也
　　本日は、動脈硬化についてその背景と糖尿病との関係について説明させて頂きました。特に糖尿病は血管の病気であるという認識を持って頂きたく、合併症における問題点について詳しくお話し致しました。３大合併症（細小血管病変）は毛細血管の変性による事が原因となりますが、糖尿病と血管（循環器病変）との関係はキチンと理解して頂ければよいと思います。今後も機会あるごとにお話をしていきたいと思います。

５月の糖尿病セミナー・教室の予定表を掲載しました
皆様のご参加を心よりお待ちしております