糖尿病セミナーブログ

2015年7月25日 土曜日

薬物療法と低血糖

 
「薬物療法と低血糖」
担当:薬剤師 

 糖尿病治療薬の副作用には低血糖があります。糖尿病治療薬には、いろいろな種類の薬があり、SU剤や即効性インスリン分泌促進薬、インスリンなどは比較的低血糖が起こりやすい薬剤になります。その他の経口血糖降下薬は、単独服用時の低血糖は少ないといわれていますが、SU剤やインスリンとの併用で、低血糖が起こる可能性が高くなることがあるので注意する必要があります。低血糖症状には、冷汗、動悸、震え、倦怠感などの自律神経症状から、進行すると意識障害や昏睡などの中枢神経症状までに至る事もあり、その場合は早急な対処が必要となります。低血糖の予防のためにも薬の量や飲み方を正しく守り、外出時などは必ず砂糖かぶどう糖を携帯するようにしましょう。

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2015年7月23日 木曜日

肥満症は危険がいっぱい!!

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「肥満と危険」
担当:診療放射線技師 久野淳也

 本日の、糖尿病セミナーは肥満についてお話させて頂きました。糖尿病も肥満も生活習慣病の1つであり、特に肥満・肥満症に対する予防は他疾患との関連性を抑制する事が可能であり、ここ最近において異所性脂肪からの脂肪肝、脂肪肝を併発した高輝度膵と言われる病態が注目を浴びています。脂肪肝は、肝細胞へ脂肪滴(中性脂肪)が蓄積する事で発症すると言われており、高輝度膵は、膵細胞外間質へ脂肪細胞が沈着する事でおきると言われています。また、最近の報告ではこのような状態の場合、優位にメタボリック症候群を合併し、インスリン抵抗性からの糖尿病も起きやすくなると言われております。また、併発している異所性脂肪優位の方は、心疾患の危険因子である事も判明してきています。以上の内容をUS・CT画像を交えながらお話させて頂きました。今後肥満と危険を認識して肥満症にならないように日常生活を見直して頂ければ幸いに思います。



 

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2015年7月17日 金曜日

毎年7月28日は、日本(世界)肝炎デーです

 世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を”World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。日本でもこれに呼応した取り組みとして、7月28日を日本肝炎デーと定め、肝炎の病態や知識、予防、治療に係る正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受診勧奨を推進しています。 
 さらに、「日本肝炎デー(7月28日)」を含む月曜日から日曜日までの1週間を「肝臓週間」と定めており、今年は7月28日から8月3日までとなっています。
 肝臓は、沈黙の臓器とも呼ばれ黄疸などの症状が出てからでは病気が進行している可能性があります。日常の食生活や飲酒などにも気を配り定期健康診断や、特定健康診断などを活用し病気の予防・早期発見に心掛けましよう。

肝臓週間の詳細は、厚労省ホームページなどを参照して下さい。
厚労省 肝炎総合対策の推進
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/

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2015年7月7日 火曜日

8月中旬の診療予定です

休診予定日は8月15日(第3土曜日)の当院休診日のみとなります。
他は、通常通りで変更ありません。

  午前 午後   午前 午後
8月10日(月) 8月16日(日) × ×
   11日(火) 17日(月)
   12日(水) × 18日(火)
13日(木) 19日(水) ×
14日(金) 20日(木)
15日(土) × × 21日(金)

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2015年7月4日 土曜日

今年も暑い夏が来ました。

 

 

 



 今年も暑い夏が来ました。名古屋の夏は暑いばかりではなく、とても蒸し暑いのです。この時期に始まるのが大相撲夏場所(名古屋場所)であります。各々相撲部屋は名古屋近隣に宿舎を開設するのですが、当施設からほど近い隣町春日井市にも毎年2つの部屋が宿舎を構えます。

  玉ノ井部屋
      住所:春日井市大和通 地蔵寺内
  春日野部屋
      住所:春日井市柏井町 八幡社内

1週間程前から、のぼりが立ち始めます。朝稽古の風景を撮影するのは難しいので外観から撮影しました。状況が伝わりましたら・・・。

写真は、春日野部屋です。

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