糖尿病セミナーブログ

2016年12月9日 金曜日

「肥満と生活習慣病」を開催しました

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「肥満と生活習慣病」
担当:診療放射線技師 久野淳也
管理栄養士:宮島

 近年、この飽食の時代において世界的に肥満・肥満症が増加傾向でありその合併症が問題視されています。IARC(国際がん研究機関:WHO内専門機関)では、肥満症はがん発症のリスク要因になっていると警告しており、また最近の研究報告では食道癌、大腸癌、腎癌などの発生要因である事が判ってきました。この様な現状において肥満症を含めた生活習慣病全般を見直してみては如何でしょうか。
 また肥満度の判定方法としてBMI(体格指数)がありますが、通常は皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満を区別する事は不可能であり更に、脂肪量と筋肉量の違いも判別出来ません。BMIについての問題提議も最近よく聞きます。この様な事を念頭に置きつつ今後も肥満症ついて考察する一因になれば幸いと思います。



 

投稿者 やまねクリニック